料理・レシピ

これが作れたらいい女!彼をとろけさせる必殺ビーフシチュー

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必殺ビーフシチュー

焦りは禁物。気長に煮込んで、余裕のある大人のいい女を演出

みなさん、こんにちは。
みなさんは、お酒、好きですか?
「私はビール!」「最近日本酒にハマってるの」「お酒はちょっと......」と、人ぞれぞれあると思いますが、ワイン好きが1年に一度、色めき立つイベントがこの時期にはあります。そうボジョレー・ヌーボーの解禁。ワインに興味ない方はご存じないかもしれませんが、「ボジョレー・ヌーボー」とはフランスのブルゴーニュ地方ボジョレー地区で作られるワイン(ボジョレー)の新酒(ヌーボー)のこと。もともとは、その年の収穫を祝ったり、ブドウの出来を確認するためのものだったのですが、そこはイベント好きな日本人のこと、本国フランスよりも約8時間も早く楽しめるとあって、いまでは毎年恒例の一大イベントになっています。

今年の解禁日は11月19日。

いつもは外食でボジョレー・ヌーボーを楽しんでいるあなたも、今年はフレッシュなボジョレーにぴったり合う料理をふるまって、気のおけない仲間とホームパーティを楽しんでみてはいかがでしょう。前にも言いましたが、ホームパーティは女子力を高め、アピールできる絶好のチャンス。「あれ、実はすごく家庭的でいい女じゃん!」と男性陣に知らしめることができるかもしれないのです!
「でも料理の腕に自信がない......」とおっしゃるアナタ! そこは、プロのシェフがついてますからご安心ください。今回は、ボジョレーにぴったりの本格的ビーフシチューの作り方を教えていただきました。ビーフシチューって、なんだかどうにもハードル高いイメージがありますよね。だから「得意料理はビーフシチューです」なんて言うと「すごい!なんて女子力高いんだ!」って思わせてしまえるメニューでもあります。これをマスターしておいて損はありません。

レシピ自体はそんなに難しいものではなく、しっかりじっくり時間をかけることが最大のポイント。それって、結婚生活と同じこと。人間、長く生きれば生きるほど、プライドやらなんやらが邪魔をして、そうそう自分を変えるということをしない生き物です。でもそれでは、結婚するふたりがうまくいくわけはありません。お互いがお互いのことを思いやって、しっかり向き合い、じっくり話し合って、時間をかけてふたりのちょうどよい距離を見つけていく。それがポイントです。急いては事を仕損じる、と言うように、結婚にも焦りは禁物。急がば廻れ、で、少しゆったりかまえてみてはいかがでしょう。

材料・調味料(8人分)

【赤ワインたっぷりのビーフシチュー】

牛バラ肉(シチュー用肉)......2kg
にんにく......2片
人参......1/2本分 スライスする
玉ねぎ......1個 スライスする
ローリエ......1枚
赤ワイン......1.8L(目安) 鍋に入れた肉が浸る量で調整してください
デミグラスソース缶(2号缶)......1缶

◆調味料
┣醤油(あればたまり醤油)......70cc
┣みりん......40cc
┣砂糖......大さじ2
┣塩......大さじ1
┣こしょう......少々
┗バター......50g

◆トッピング
┣フライドポテト......適量 電子レンジで温めるか揚げる、4等分にカット
┣ブロッコリー......適量 お湯に塩を入れ、茹でておく
┗人参......適量 お湯に塩を入れ、茹でておく

作り方(調理時間:約20分 漬け込む時間を除く)

【STEP1】

牛肉・人参・玉ねぎ・ニンニク・ローリエを大きめの鍋に入れ、火にはかけず、赤ワインに半日漬け込む。
※最低でも2~3時間は漬け込む

【STEP2】

牛肉だけを取り出し、強火のフライパンで焼き色を付ける。焼いた肉を鍋に戻し、たっぷりの水を入れ、火にかける。

【STEP3】

一度沸いたら弱火にし、牛肉に竹串が通るくらいに柔らかくなるまで煮込む(2時間程度)。
※圧力鍋では30分程度

【STEP4】

やわらかくなれば、牛肉だけ取り出し、煮込んだ赤ワインを半分になるくらい煮つめる(15分程度)。

【STEP5】

Step4を漉して、デミグラスソース缶を入れ、味を整えて牛肉を戻す。調味料を全て入れ、味を整える。

【STEP6】

トッピングにお好みでフライドポテト、茹でたブロッコリー、人参をのせたら完成。

確実に彼を落とすためのおせっかいメモ

シェフからのアドバイス

1.牛肉に、香味野菜とワインの味をしっかりつけるため、漬け込む時間は長くする
2.濃厚さを出すため、赤ワインはしっかり煮つめる
3.デミグラスソースを入れず、赤ワイン煮としても楽しめます

※STEP2で焼き色をつけるのは、肉のうま味を逃さないためでもあるので、まんべんなく焼き色をつけましょう。

※時間をかけて漬けたり煮込んだりすることでうま味が凝縮されるので、高価なお肉でなくても美味しくできるのも嬉しいポイント。彼にもきっとほめられちゃうはず!

結婚式にも、ふたりのこだわりを煮詰めた愛情メニューでおもてなし。
>>>>>おいしいお料理が最高のおもてなし
<この料理を教えてくれたシェフ>洋食ボストン 川崎祐介シェフ

洋食 ボストン 川崎 祐介 シェフ

1978年大阪生まれ。
1997年より数店のレストラン勤務を経て、現在 創業60年の老舗洋食屋ボストンにてシェフを務める。2012年、ぐるなびベストオブメニュー2012で優勝。自分にとって料理とは「人生そのもの」。料理があるから今の自分が居る、料理をしてるからBOMで優勝、アイアンシェフに出演、青空シェフの日に参加、食博にも参加。料理をしてなかったらと考えた事はないです。技術的にすぐれたものは持ってませんがシンプルに「美味しい」と思わせる料理を作る自信はあります。
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シェフごはん
<情報提供元>シェフごはん
「シェフごはん」は、シェフが皆さんの家庭料理を提案するサービス。経験を積んだシェフが、あっと驚くアイデアや、今まで知らなかったコツを加えたレシピを紹介します。人気のシェフのレシピをモノにして、料理の腕をあげちゃいましょう!

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