料理・レシピ
苦手意識を克服しよう!濃厚おだしを味わう鰯のつみれ汁
2016/09/29 Thu
栄養豊富でキレイになれるお魚の代表格!積極的に食べたい旬のいわし
みなさん、こんにちは。
すっかり秋めいたな、と思う日があったり、夏が帰ってきた、と思う日があったり、季節の変わり目は気候も不安定。体調にはくれぐれも気をつけたいものです。
そんなときに積極的に摂りたいのが青魚。
サプリいらずとも言われるほど、栄養価が高く、美容にも健康にもいいときたら、今夜のおかずは青魚!となってもおかしくありません。
とくに青魚は、婚活女子の美を維持するだけではなく、子どもから、働き盛りの男性(だんなさまをイメージ)、年配(老後のふたりをイメージ)まで、どんな世代にとっても必要な栄養素がギュッとつまったスーパー食材。なかでもいわしは、EPAやDHAといった不飽和脂肪酸が、青魚の中でも多く含まれる優秀魚。なおさら、今夜のおかずはいわし!となってもおかしくありません。
とはいえ、みなさんきっと、「魚をおろせない」「生臭くて苦手」と、切り身を購入されていると思います。切り身は手軽でとても便利ですが、婚活女子にはぜひ、一尾まるごと購入して、おろすところから調理をしてもらいたい。なぜなら、「魚がおろせる」というだけで、家庭的イメージポイントが倍増するから。おろした魚で絶品料理が作れたなら、そのポイントはさらに倍。「得意なことは料理」と胸をはって言えちゃいます。
今回は、いわしの魅力をあますところなく活かしたつみれ汁のレシピをプロのシェフに教えていただきました。いわしの出汁がじんわり染みる、そしてふわふわのつみれが口の中でほろりと崩れる、秋の夜長にしみじみいただきたいメニューです。
涼しくなって、何か新しいことをはじめよう、と思ったら、ぜひ魚をおろす練習をしてみてください。「得意料理は鰯のつみれ汁です」と言えるようになったら、もう結婚はすぐそこかもしれません!
材料・調味料(2人分)
◆鰯のつみれ
├鰯......2尾 三枚におろす(鰯の三枚おろし を参照)
├生姜のしぼり汁......少々
├片栗粉......小さじ1
├塩......ひとつまみ
├味噌......小さじ2
└酒......少々
◆吸い物の地
├出汁......400cc
├塩......少々
└薄口醤油......適宜
◆具材
├ごぼう......5~6cm 笹がきにし、水にさらしておく
├芽ねぎ......適量
└長葱......適量 みぞれ葱にしておく(白い部分を5mm角に切る)
作り方(調理時間:約15分)
【STEP1】
鰯の皮を剥ぎ、刻んでおく。後で練るときに身が細かくなるので、粗めがよい。
【STEP2】
ボウルに入れたSTEP1に、生姜汁、片栗粉、塩、味噌、酒を加えて、手早く混ぜ合わせる。
【STEP3】
吸い物の地を沸かす。そこへ、手とスプーンを使ってつみれを丸く成形しながら入れる。
【STEP4】
吸い地にごぼうを加え、塩と薄口醤油で味をととのえる。
【STEP5】
つみれに火が通ったらお碗に盛りつけ、みぞれ葱(5mm角)を入れる。そして芽葱と柚子をあしらえば完成。
確実に彼を落とすためのおせっかいメモ
鰯は食感が残るように粗めに刻んでください。
鰯はやわらかいので、調味料を合わせるとき、練ることで鰯をつぶしすぎないよう、手早く混ぜましょう。
※どうしても最初はおろすのに戸惑いがあると思います。つみれなら、刻んでしまうので「失敗しても刻んじゃうからいいや!」という気持ちで臨んでください。
※つみれの作り方をマスターしたら、吸い地を味噌などに変えても楽しめます。これからの季節、鍋の具材にしてもいいですね。
※芽ねぎと柚子は、なければあしらわなくてもOK。おもてなしのときの一品にするなら、あるとグッと見栄えと香りがよくなります。

赤坂 ひかわ 田中 勝 シェフ
1966年、埼玉県出身。
割烹「九助」、料亭「一の家」、銀座「むらき」他で修行。関西割烹「二番館」で料理長を務め、新規店舗プロデュース 料理開発を手掛ける。現在赤坂「ひかわ」料理長。由緒ある「日本料理研究会」では師範でもある。
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ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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