料理・レシピ

愛する彼を夏バテから守ってみせる!決意の「南仏風ラタトゥイユ」

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カラフル夏野菜が元気の素♡食卓も華やかになる食欲アップメニュー!

ラタトゥイユ

「あっ」......という間に7月!
梅雨が明けたら、本格的な夏がやってきます。今年はエルニーニョ現象の影響で冷夏が予想されているとか?

体温超えの猛暑もつらいけど、夏らしくない夏がだらだらと続くのも、体調が不安定になりますよね。そこに梅雨からのお疲れもプラスされるとなると......機嫌が悪くなる、免疫力が落ち体調を崩しやすくなる、いくら寝ても疲れが取れない、肌が荒れる、腰が痛い、寝るに寝られない、どんよりカラダが重い、やる気スイッチが見つからない、食欲までなくなる、旅に出たくなる......などなどさっぱりいいことはありません。

最悪の場合、愛しい恋人と険悪な雰囲気になり、倦怠期到来!なんてことも。せっかくの夏なのに、ラブラブヒューヒューなサマータイムを過ごせないのは、あまりにもったいない。
そこで、愛する彼と自分を夏バテから守るためにトライしていただきたいのが「ラタトゥイユ」。

ちょっとオシャレすぎて読み方がわからない? すこ~し口をすぼめて言ってみてください、「ラタトゥイユ」。これは、南仏プロヴァンス地方、ニースの郷土料理です。オシャレですね、南仏ですって。ちなみに「ラタ」はごった煮、「トゥイユ」はかき混ぜる、という意味があるそうですよ。

さて、そんなラタトゥイユ、トマトに玉ねぎ、なす、ピーマン、ズッキーニとお野菜たっぷり♡ ハーブの香りも爽やかで、食欲が湧く一品です。カラフルな野菜には、元気になる素がたくさん含まれているので、疲れた彼を癒すのにもピッタリ。メインでいただくのもいいですし、お肉メニューの付け合わせにしたり、オムレツやパスタのソースにしたり、薄切りバゲットにのせてブルスケッタにしてもGOOD!

今回は、本場南仏風のラタトゥイユのレシピをプロのシェフに伺いました!

材料・調味料(2人分)

【南仏風 ラタトゥイユ】
◆トマトソース├ トマト(Mサイズ)......1個 皮を湯むきして横半分に切って種を除き、みじん切り
├ 玉ねぎ......1/2個 みじん切り
├ にんにく......1片 縦半分に切って芯を除く
├ オリーブオイル......大さじ4
└塩......2g
赤ピーマン......1個 皮をむいて種を除き、3cm大の乱切り
黄ピーマン......1個 皮をむいて種を除き、3cm大の乱切り
なす......1個 皮を縞目にむいて、3cm大の乱切り
ズッキーニ......1個 3cm大の乱切り
にんにく......2片 縦半分に切って芯を除く
タイム......1~2枝
オリーブオイル......大さじ4
塩......2g
こしょう......少々
バジル(仕上げ)......2~4枚
エクストラバージンオリーブオイル(仕上げ)......大さじ1

作り方(調理時間:約20分)

【STEP1】

[トマトソースを作る]鍋に、オリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかける。
にんにくの香りが立ったら、玉ねぎ、塩を2つまみほど加えて玉ねぎが透明になるまでゆっくりと炒める。

【STEP2】

トマトを入れて中火にし、塩を2つまみほど加える。ソースが軽く煮詰まったら、火から外しておく。

【STEP3】

別のフライパンにオリーブオイル、にんにく、タイムを入れて火にかけ、ピーマン、なす、ズッキーニを加えて塩を2つまみほど、風味づけにこしょうを少々加える。

【STEP4】

時折、焦げないようにかき混ぜる。
野菜に火が通ったら、トマトソースの入った鍋に加える。鍋を火にかけ、10分ほど煮込む。

【STEP5】

鍋からにんにく、タイムを取り除き、器に盛ってバジルをあしらう。
香りづけにエクストラバージンオリーブオイルを回しかける。

確実に彼を落とすためのおせっかいメモ

シェフからのアドバイス
ラタトゥイユを彩りよく仕上げるコツは、野菜を全部一緒に煮込まずにタマネギとトマトをソース仕立てにすること。食感のために野菜の大きさは切りそろえ、ピーマンの皮はむきましょう。
にんにくと一緒に赤とうがらしを炒めれば辛味が効いた味わいに。冷蔵庫で冷やしてもおいしく召し上がれます。

※にんにくは焦げると苦みが出てしまうので、焦がさないように気をつけて。
※仕上げのエクストラバージンオリーブオイルは、ちょっと奮発してぜひ香りのよいものを使ってください。それだけでグレードアップしちゃいます。
※ラタトゥイユは、温かいままでも冷たくしてもおいしいうえ、いろいろ使い回しが効くので、たっぷり作って常備菜にしておくといいでしょう。
※コクがほしい場合は、ベーコンを加えるといいですね。ちなみに、ラタトゥイユに使われているズッキーニ。最近ちょっと、「結婚相手に最適!」と婚活市場でも注目を集めています。都会的でオシャレ、どんな人とでもうまくつきあっていける「人当たりの良さ」、長くいればいるほどその良さがわかる、繁殖力が強い......などなどの特長がある男性は「ズッキーニ男子」。ここまでデキた男性はなかなか見つからないと思いますが、ひとつでもズッキーニ要素があると結婚に向けて弾みがつきそうですよね。あなたの彼はいかがでしょう?

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シェフ

「銀座レカン」 高良 康之 シェフ
1967年、東京都生まれ。1989年に渡仏して2年間修行。2ツ星「パン・アデュール・エ・ファンタジー(ランド地方)」では、自分の信念をつらぬきながら、スタッフと家族同然の関係を築くシェフから多大な影響をうける。
帰国後、「ル・マエストロ・ポール・ボキューズ・トーキョー」副料理長、「南部亭」料理長、上野「ブラッスリーレカン」料理長を経て、2007年「銀座レカン」料理長に就任し、伝統と"ヌーヴォー(今)"が息づくメニューに貢献。被災地を応援するチャリティーカレーを「シェ・イノ」「アピシウス」と定期的に共催している。
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<情報提供元>シェフごはん
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