結婚・結婚準備

結婚式関係者へのご祝儀や礼状はどうする?結婚にまつわる常識・非常識

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結婚式当日~その後にすること

結婚式が終わった後にもすべきことがいっぱい。
ここでは、式でお世話になった関係各所へのお礼や結婚通知状の発送など、"夫婦"となったふたりの最初の共同作業「結婚式後のお礼」についてご紹介します。

関係者への御祝儀

●常識

挙式・披露宴でお世話になった司会者やカメラマン、ヘアメイク、音楽奏者、着付け、介添え人、送迎車のドライバーなどには、感謝を示す心づけとして「御祝儀」を渡すのが一般的。媒酌人への謝礼は現金だけでなく、菓子折りなどを添えて。
後日改めて出向いて渡す方が丁寧ですが、遠方に在住の場合は挙式当日に渡しても構いません。披露宴で世話役やカメラマンや司会役などを務めてくれた友人への御祝儀は、現金では気が引ける場合は相応の品物でもOK。ニ次会の幹事や司会者へも、贈物や新居への招待などで感謝の意を伝えましょう。
祝儀袋の表書きは、スタッフへは「御祝儀」、媒酌人や世話役の友人には「御礼」。「寿」ならどちらにも使えます。媒酌人や司会者などふたりともお世話になる方には両家の連名で、ヘアメイクなど新婦がお世話になるスタッフには新婦の名字のみでOK。

05_photo_01媒酌人への謝礼。表書きは「御礼」か「寿」とし、両家の連名で
05_photo_02媒酌人への交通費。表書きは「御車代」とし、両家の連名で
05_photo_03主賓への交通費。それぞれの名字で表書きは「御車代」として
05_photo_04世話役をしてくれた友人へのお礼や、スタッフへの心付け。「御礼」「寿」の表書きで、両家の連名で

×非常識

挙式当日は新郎新婦に余裕がないので、御祝儀をうっかり渡し忘れて失礼してしまうことも。会場関係者への心づけは、母親などに頼んでおくと間違いありません。また、心づけを人数分しか用意していないと、実際は予想以上に必要になって慌ててしまうことも。予め祝儀袋と新札を余分に用意しておくのが得策です。
会場スタッフへの心づけは、式場によっては辞退される場合もあり、必須ではありませんが、知らんぷりは失礼。渡さない場合でもお世話になったスタッフには最後に感謝の意をきちんと伝えるのが礼儀です。媒酌人へは菓子折りに添えてお礼を渡すだけでなく、見送りの際に交通費として別途「御車代」を渡すのを忘れてはいけません。
また、遠方から列席してくれた友人にも、披露宴後に交通費相当の「御車代」を渡すのがマナーです。

◆ご祝儀・謝礼」の金額目安と渡すタイミング

(挙式当日、媒酌人以外はスタッフに挨拶する際に渡すと漏れがありません)

相手金額目安渡すタイミング
媒酌人10万~30万円(御車代は別途1~2万円)後日または披露宴後(御車代は見送り時)
司会者(プロ)5000円~1万円(司会料は別途)披露宴前
司会者(友人)2万円~3万円披露宴前または後日別の形で
会場責任者1万円挙式前
介添え人、着付け、ヘアメイク3000円~1万円挙式前
送迎車のドライバー2000円~5000円(運賃は別途)乗車時
受付、配車係、案内(友人)3000円披露宴前
カメラマン(プロ)5000円(撮影費は別途)挙式後(披露宴前)
カメラマン(友人)5000円~1万(フィルム代は別途)挙式前または後日別の形で
音楽奏者(プロ)3000円~5000円(演奏料は別途)挙式前または披露宴前
音楽奏者(友人)5000円~1万円披露宴前または後日別の形で

結婚祝への礼状

●常識

結婚祝でお金をいただいた場合は、「頂戴しましたお祝いで、新居に飾る●●を購入させていただきました。おかげさまで......」という風に、お祝い金の使途をさりげなく報告しましょう。
また、品物をいただいた場合は、「私の好きな●●をお贈りいただき、大変感激いたしました。大切に末永く使わせていただきます」という風に、選んでくれた相手を称える気遣いを。懇意にしている方へは新居へのお誘いも忘れずに。
二次会幹事は新郎新婦の友人などから各1名ずつに依頼を。その際、新郎新婦の希望があれば事前によく伝えておきましょう。

×非常識

結婚祝をいただきながら、礼状を出さないままでいるのは大変失礼なので、必ず早めに出しましょう。
また、親しい友人ならメールでのお礼も許されますが、目上の方に簡単なメールだけで礼を述べたり、「前略~草々」形式の簡易なはがきを送るのは禁物。目上への礼状は基本的に「謹啓~敬具」で、プリントアウトではなく手書きの封書で送るのがマナーです。

内祝

●常識

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披露宴の欠席者や結婚式の招待客以外からお祝いをいただいたら、お礼の気持ちを示す「内祝」を贈るのが礼儀です。金額の目安はいただいた額の半分から三分の一程度。
配送する場合は、必ずお礼状を添えましょう。引き出物を多めに用意しておいて、「内祝」に転用しても OKです。

×非常識

宅急便などでお祝いの品をいただいたら、「内祝」を返す前に、まず電話か手紙でお礼をするのがマナー。
内祝はあまり間を開けて贈ったり、金品は贈らず礼状だけで済ませるのは失礼なので、挙式から1カ月以内を目安に迅速な対応を。

結納通知状

●常識

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結婚通知は、はがきで送るのが基本。最近はふたりの写真をデザインしたものが主流です。明記すべき必須要素は、「いつ・どこで結婚式を挙げたのか」「今後の指導のお願い」「新居への誘い」「新居の住所」で、旧姓をかっこ書きで入れるのも忘れずに。
媒酌人を立てた場合は、「●●夫妻のご媒酌により......」と氏名を入れ、手書きでひと言書き添えると感謝の気持ちが伝わります。

×非常識

目上の方に送る結婚通知には、くだけた文体やのろけた文章を使ってしまっては悪印象。あくまでも結婚の報告が目的なので、だらだらと冗長な文章も必要ありません。
内容は簡潔に、かつ丁寧な文体で書くようにしましょう。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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