結婚・結婚準備
世界のロイヤルウエディング~その1~
2010/03/19 Fri
「大きくなったらお姫さまになりたい!」子どもの頃、女性なら一度は夢見るプリンセス。愛があれば、彼は王子さまであり、お姫さま気分にもなれるもの。でも、やっぱり気になるホンモノプリンセスたちの世界。プリンセスたちが燦然と輝くロイヤルウエディングのシーンを、少しだけのぞき見しちゃいましょう!
現代のロイヤルウエディング事情
ロイヤル・ファミリー(Royal family)の結婚で記憶に新しいのは、我が国日本の「プリンセス・サーヤ」こと紀宮清子さまの2005年秋の結婚式。清子さんは、東京都職員・黒田慶樹氏と結婚することで民間人へと転身。その逆に、このところ世界の王室では民間人が王室に入る例が多くなってきています。
世界の王室
王、皇など特定の称号を持つ人物が終身で君臨し国家を象徴したり、統治を行う制度を君主制といいます。世界には約40の君主国がありますが、その多くは世襲制で、憲法によって君主の権力が制限される立憲君主制です。
世界の主な君主国と元首、ファミリーネーム
英国(グレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国)
エリザベス女王
ウィンザー家
スペイン
ファン・カルロス1世国王
スペイン・ブルボン家
オランダ王国
ベアトリス女王
オラニエ=アッサウ家
ベルギー王国
アルベール2世国王
ザクセン=コーブルグ家
モナコ公国
レーニエ3世
グリマルディ家
ノルウェー王国
ハラルド5世国王
グリュックスブルク家
スウェーデン王国
カール16世
ベルナドッテ家
ブルネイ・ダルサラーム国
ハサナル・ボルキア
ボルキア家
日本国
明仁天皇
名字というのはもともと家を区別するために天皇が豪族に与えたものなので、与える側の天皇には名字はありません。「○○宮」というのは幼少時につけられる称号(しょうごう)のことで、名字とは違い結婚するまで使用されることが多いようです。
日本では? 皇室の結婚式
皇族から民間人になった黒田清子さんの場合、結婚は、結納にあたる「納采の儀」、婚期の告知をする「告期(こっき)の儀」、天皇皇后両陛下との「朝見の儀」、「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀(かしこどころこうれいでんしんでんにえっするのぎ)」、「結婚の儀」と、多くの儀礼を経て行われました。
浩宮徳仁親王のご成婚の場合は「結婚の儀」、「朝見の儀」、「宮中饗宴の儀」が国事として行われました。
プリンセスの仕事は?
プリンセスの活動というと、故ダイアナ妃の地雷撲滅運動、エイズ啓発活動が広く知られていました。日本の美智子妃は国際児童図書評議会総裁として活動するほか、皇居内の紅葉山御養蚕所で養蚕の作業にも携わっています。
雅子妃は日本赤十字社の名誉副総裁。「日本におけるドイツ年」の総裁も担当しました。
民間出身のノルウェーのメッテ皇太子妃は麻薬撲滅運動を、ロイヤル・プリンセス界きっての知性派ヨルダンのラニア王女は国内の小型融資制度推進、情報科学の教育制度への編入の推進、幼児虐待防止運動、観光・文化遺産振興などに力を注いでいます。
国王の妃としての公的な仕事の他、家庭では妻として、母としての仕事のほか、上記のような文化事業、環境、教育、人権問題改善、観光の仕事に携わる例が多いようです。
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