パパにしてほしい育児（遊び編）

生まれて間もない頃はじっとしていた赤ちゃんも、数ヶ月すると寝返りしたり、コロコロと回転したり、少しずつ活動的になってきます。目が合うとニコっとしたり、声を出して笑ったり、赤ちゃんの反応を見ているのはとても楽しいものです。できることならずっと赤ちゃんを見ていたいけど、そうも行きません。
ママは他にもやることが盛りだくさん。家事をしていると赤ちゃんの相手ができなくて何だか申し訳ない･･･と悩むママは少なくないはず。これは育児休暇を経て、仕事復帰したママが陥りがちな悩みでもあります。なかなかうまく時間をやり繰りできずにストレスを抱えてしまうママが筆者の周囲にもたくさんいます。
赤ちゃんと遊ぶ。一見簡単そうで、意外と大変なのがこの「遊び」の時間。ここは是非パパに協力をお願いしてみましょう。

赤ちゃんも大喜び！からだを使った遊びを楽しもう

赤ちゃんと遊ぶというのは全力で臨むとなるとなかなかハードなものです。抱っこしたり、あやしたり、何気ないように思えて、30分も付き合っているとママも疲れてしまいます。ハイハイしたり歩くようになると赤ちゃんの体力もついてきて活動量も増えてくるので、力のあるパパに協力をお願いしたいところです。必要以上にお金をかけたり、遠くに出かける必要はありません。
近所でお散歩をしたり、家で遊ぶなら「高い高い」したりお馬さんごっこをしたり。夜寝る前に布団の上で一緒にゴロゴロするだけでも赤ちゃんは大喜びするでしょう。夏ならお水遊び、冬なら雪遊びなど季節に応じた遊びも特別感があっていいですね。たくさん遊べば赤ちゃんも疲れて夜ぐっすり眠れますし、小さいうちから体を動かす楽しさを知るにはパパの協力が必要不可欠です。
特に小さいうちは「パパと赤ちゃんだけ」という組み合わせで遊ぶのはとても貴重な時間ですから、積極的にパパを誘ってみましょう。もちろんママも時間が許す限りは一緒に遊べると良いですね。時には家事や用事を放っておいて、家族みんなで思いっきり遊び、楽しい時間を過ごしましょう。

パパもトライ！絵本の読み聞かせ

絵本の読み聞かせは赤ちゃんとの生活には欠かせないもの。特に夜、寝る前に絵本を読むのが習慣になっている家庭も多いと思います。ママの優しい語りかけは赤ちゃんがリラックスするのに効果抜群ですが、パパも読み聞かせに挑戦してほしいところ。ママとは声の大きさ、トーンも違いますから、同じ絵本を読んでいてもまるで違う本のように聞こえます。
ママとパパでは気に入る絵本の種類も異なるかもしれないので、パパが読む専用の絵本を作っても楽しいですよ。

まとめ

家事にしても遊びにしてもママが主導しなくてはいけない、ということはありません。パパがメインで赤ちゃんを楽しませるものがあっても全く問題ありません。特に遊びはパパが休みの日を使えばたっぷり楽しめますから、パパも「育児に参加するならまずはここから！」と考えてもいいかもしれません。
「育児の中でもこれは得意！」と胸を張れるものがあれば赤ちゃんとの日々が益々楽しくなると思います。