出産・育児

「もしも」への備え、万全ですか?赤ちゃんのいる家庭の災害対策

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赤ちゃんのいる家庭の災害対策

災害は、いつ起こるかわかりません。それどころか、首都圏でM7クラスの地震が発生する確率は30年以内に70%(※)だとも言われています。いつ起こっても不思議ではない災害に備え、日常からできる準備について、備蓄・室内の安全対策という2つのポイントでご説明します。
(※)参考: 日本放送協会「NHKそなえる防災」サイトコラム「首都圏の地震活動」より
http://www.nhk.or.jp/sonae/column/20130901.html

(1)赤ちゃんのいる家庭の非常持ち出し袋&備蓄のポイント

もし震災でライフラインが異常をきたしたらと思うと不安になりますね。ここでは、赤ちゃんのいる家庭特有の準備品や考え方について、「非常持ち出し袋」と「備蓄しておくもの」を例にご説明していきます。

非常持ち出し袋は、「重量」も大事なポイント

いざ避難となった場合、お母さんが赤ちゃんを抱っこやおんぶで運ぶケースがほとんどなので、荷物が重くなると移動が大変になります。日頃持ち歩いているマザーズバッグに、一晩しのぐことを目安に、おむつやミルクを足す形で用意しましょう。ただしアレルギーがある場合には、食べ物の用意をお忘れなく。

あと、忘れてはならないのは、抱っこひも。震災などで足元が悪い中、赤ちゃんを抱えて運ぶために欠かせません。

家に備蓄しておくアイテムは、3日分を目安に

食糧や着替え、オムツなどは、3日分程度の備えが必要だと一般に言われています。完全母乳育児の方も、ストレスで母乳が出なくなることもあるので、念のためミルクを入れておくと安心です。

赤ちゃんならではの品としては、母子手帳やお薬手帳、赤ちゃんの気持ちを落ち着かせてあげられるオモチャなどを入れておくとよいでしょう。なお、離乳が完了している場合は、非常食は子供には食べにくいものが多いので、ホットケーキミックスや小麦粉のような保存のきく食材を多めに用意しておくのもオススメです。

(2)最も過ごす時間が長い室内を、安全な状態にしておこう

どこで災害に遭うかはわかりません。けれど、過ごす時間の長い自宅の中を安全な状態にしておくことは、とても大切な対策のひとつです。重量のある家財は耐震ジェルマットで固定する、棚に扉開き防止ストッパーをつけるなどの基本的な対策を前提に、こちらでは、子供がいる家庭で気をつけるべきポイントをご説明します。

子供の目線の高さで室内をチェックする

当然のことですが、大人と子供では、背の高さが違います。大人にとっては低い位置にある家具も、子どもにとっては頭に直撃する高さになることもあると心得てください。大人の感覚に頼らず、子供の目線に立って室内を見渡すことが大切です。

安全なスペースを確保しておく

室内における防災対策の基本は、不要な物を置かないこと。室内に「ここだけは安心」というフリースペースを設けましょう。万一の場合の逃げ場所にもなりますし、避難経路の確保という意味でも重要です。

ぶつかっても安心な素材のアイテムを揃える

大きな揺れでは、固定できない物はすべて危険なものに変わります。万一当たったとしても、ダメージの少ない素材の雑貨や家具が中心であれば危険が減らせます。例えば写真立てなどは、スチール製のものよりプラスチック製や布製がベターです。堅いものより柔らかいもの、重いものより軽いものを選ぶよう習慣づけておきましょう。

備えあれば憂いなし。万全の準備で、不安を減らしましょう

以上、赤ちゃんのいる家庭の災害対策についてご説明をしてきましたが、いかがですか?大事な赤ちゃんの命を守るために、備えが重要であることがおわかりいただけたと思います。

また、準備をきちんとしておくことで、災害に対する不安を減らすこともできます。育児や家事でおいそがしいと思いますが、ぜひ時間を作って、対策しておいてくださいね。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。