ママにも赤ちゃんにもいいことづくめ！母乳育児のススメ

母乳育児の５つの魅力

産後間もなく開始する育児のひとつにあるのが「授乳」。母乳育児か、ミルク育児か。どちらを選択すればよいのか悩むお母さんは多いですよね。そもそも、母乳育児のことをご存知ですか？ここでは、母乳育児の良いとされるポイントについてまとめてみました。

栄養たっぷり

母乳はミラクルドリンクと言われるほど、赤ちゃんに必要な栄養が含まれています。栄養以外に免疫力を高める成分が含まれることや、消化吸収がよいことも、赤ちゃんに優しいポイント。

母子愛着が築ける

授乳時の肌の触れ合いによって、母子の絆が深まります。赤ちゃんの表情を見ながら授乳を行うことで母子ともに安心感を抱くことができ、赤ちゃんの健やかな心が育まれていくのです。

母体を回復させる

母乳を分泌する際にオキシトシンというホルモンが分泌され、産後の母体の回復を促します。

咀嚼力が身につく

赤ちゃんは母乳を吸う際に顎を使い、咀嚼力を身につけます。これにより、離乳食への移行もスムーズになる他、骨格や脳の成長を促すことが出来るのです。

経済的

ミルク代がかからないので、とても経済的です。また、ミルクと違い、道具がいらないので、外出時には荷物が少なく済むことも、嬉しいものです。

どうしたらいいの？母乳育児

これだけ魅力的な母乳育児。お母さんだけが出来る母乳育児を通して、幸せな親子時間を過ごしてみてはいかがですか？ここでは母乳育児を楽しく行うためのオススメポイントをご紹介します。

「オススメPOINT」ヘルシーな食事を心がけて！

母乳は血液から出来ています。美味しい母乳がでるように、血行を促進して分泌を促すケアが必要です。水分をたくさん摂り、和食を中心としたバランスのよい食事を心がけてみて下さい。赤ちゃんの体に取込まれるものなので、カフェインや添加物の含まれたものは控えたほうがよいでしょう。

「オススメPOINT」授乳用下着を着用してみよう！

母乳の分泌を促進するためにもノンワイヤーのブラジャーなど、締め付けの少ない下着を着用しましょう。授乳用ブラジャーは胸を出しやすい仕組みになっているものもあります。あなたにとって心地よく、便利なものを探してみてくださいね。

「オススメPOINT」トラブル回避のケアも必要！

母乳はストレスや過度の疲労により分泌が減少することがあります。つらい時には誰かの手を借りながら肩の力を抜いて育児に望んでくださいね。また、起きてしまったトラブルは放っておくと悪化するので、我慢せずにすぐに対処しましょう。出産した産院や、近隣の助産院、または母乳相談所も各地にあるので相談できる場所を見つけておくと心強いですよ。

●全国の母乳育児相談室のご案内桶谷式乳房管理法研鑽会：
http://www.oketani-kensankai.jp/php/clinic/show/show_list.php

「オススメPOINT」搾乳を上手に活用してママの負担を減らしてみよう！

分泌がうまくいかない時、乳頭のトラブルで授乳をすることが辛い時。また、夜間の授乳を交代してもらいたい時や、少しの外出で赤ちゃんを預ける際には「搾乳」をすることも一つの方法です。上手に活用をして、無理のない母乳育児をしてみてくださいね。

最後に

母乳育児でもミルク育児でも、お母さんと赤ちゃんが笑顔で過ごすことが何よりも大切です。

母乳育児の場合、初めはちゃんと分泌できているのか心配になることがあるかもしれません。しかし、赤ちゃんにとっても母乳を飲むのは初めてのこと。上手く飲むことができない赤ちゃんも多くいます。神経質にならずに、お母さんも赤ちゃんもお互いに慣れるまで色々なやり方を試してみてくださいね。