結婚・結婚準備

ウィリアム王子とケイトさんに見るロイヤルウエディング事情~イギリス王室~

0View

イギリスロイヤルウエディング

まだまだ記憶に新しいウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚。メディアでも大きく取り上げられていましたが、このウエディングにはまだまだ私たちの知らないことがいろいろあります。

一般人には考えられないようなこともたくさんあるので、いくつかピックアップして紹介していきましょう。

招待客の人数は?

ウィリアム王子とケイトさんの婚礼に招待された人数は、合計で2,800人ほど。というのも、2月16日、17日に配布された招待客リストは3つに分かれていたのです。

1つは寺院での結婚式に招待される1900人のリスト。2つ目はエリザベス女王が主催するバッキンガム宮殿での昼食会に招待される600名のリスト。3つ目がチャールズ皇太子が主催するディナーに招待される300名のリストです。

ベッカム夫妻やエルトン・ジョン氏など、超有名人が多数参加したことでも話題となりましたが、ウィリアム王子の"元カノ"、ケイトさんの"元カレ"まで招待していたということには驚きです。

ただ、国家行事の結婚式ではなかったために、過去のロイヤルウエディングに出席した人の多くは招待されず、半数以上はウィリアム王子とケイトさんの親族や友人という、これまでにない式でした。

式の費用は誰が負担するの?

このロイヤルウエディングの総額は1,000万ポンド、日本円にすると約13億6,400万円という、一般庶民には考えられない費用がかかると言われていましたが、実際に要した費用は、なんと倍の2,000万ポンド(!)だったそうです。つまり27億円以上がこのロイヤルウエディングにかかったのです。

気になるのは、誰がこの費用を持つのかという点ですが、王室とミドルトン家が負担する形を取っていますが、詳細としては道路の清掃や警備費、道路封鎖にかかる人件費などは全て国や自治体が持つことになっています。
国、自治体が支払う警備費用は、500万ポンドほどのようですが、費用面だけで見ても、ロイヤルウエディングの盛大さとイギリス全体の祝福の意が理解できます。

付添い人が注目された

ケイトさんの付添い人をつとめた、妹のピッパさんが「美しい」とメディアで多く取り上げられていました。ウィリアム王子の付添い人を務めたのは、王子の弟のヘンリー王子です。

付添い人の役割は主に、式が始まるまでに様々な準備をしたり、式がスタートしてからの統括的な存在として見守ったりすることです。ほかにも、一般的な結婚式と同じように、ドレスの裾を整えたり、ブーケを持ったり、花嫁の身の周りのお世話をするのも付添い人です。

新郎の付添いである"ベストマン"も同様に、新郎の身の回りの世話をはじめ、結婚指輪、結婚証明書などを渡すなどの役割があります。
ヘンリー王子は、一時期バッドボーイとして名をはせていましたが、見事大役を果たし、スピーチでも人々を魅了しました。

ページ・ボーイとブライズメイド

ロイヤルウエディングの注目ドコロは、ほかにもたくさんあります。教会で読み上げる聖書を祭壇まで届ける"ページ・ボーイ"や、新婦の付添いである"ブライズメイド"も注目されます。
今回のウエディングでは幼い少女たちが活躍し、大役を果たしました。

(以下年齢順)

・ウィリアム・ロウザー=ピンカートン 10歳
・マルガリータ・アームストロング=ジョーンズ 8歳
・トム・ペティファー 8歳
・ルイーズ・ウィンザー 7歳
・エリザ・ロペス 3歳
・グレース・バン・カッツェン 3歳

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

閉じる