出産・育児
出産前がベストタイミング!今から始める「パパ教育」
2014/09/01 Mon
赤ちゃんが家にやってきたその日から、日常生活は一変。お母さんは赤ちゃんのお世話に追われ、睡眠時間も充分にとれないような状況が数ヶ月続きます。この育児が大変な期間に、パパが進んでお世話をしてくれたり、自分のことは自分でしてくれたりすれば、お母さんの心やからだに良い影響があるのはもちろん、夫婦の絆も深まります。
出産前からできる「パパ教育」について、5つのポイントをまとめました。
意識編:「お父さんになる自覚」を持つための3つの方法
ズバリ最も大事なのは「パパが父親になる自覚を促す」こと。体が日に日に変化していく女性に比べ、男性はベビーの存在を実感しにくいのです。赤ちゃんのいる生活をイメージするためのアクションを紹介します。
(1)赤ちゃんのいる家庭や場所に遊びに行く
男性が赤ちゃんに触れ合う機会は、一般的には女性より少ないもの。赤ちゃんのいる友人宅や施設へ出かけて、パパと赤ちゃんがコミュニケーションできる機会を作り、赤ちゃんがいる生活を疑似体験させてあげましょう。
(2)両親学級に参加する
初の出産を控える夫婦のために自治体が無料で開催している、子育てについて学べる貴重な機会。出産に関するビデオを見たり、赤ちゃんのお世話について学んだりして、赤ちゃんのいる生活のイメージ作りに役立ちます。
(3)育児マンガを読ませる
育児マンガは、楽しみながらリアルな育児生活を知ることのできる便利な教材のひとつ。中でも桜沢エリカさんの作品は、パートナーの育児参加シーンも多くオススメ。そのほか、吉田戦車さんや福満しげゆきさんなどの男性マンガ家による作品もいい刺激になるはず。
準備編:「パパスキル」&「自分のことは自分でやる力」を高める2つの手段
意識が変わったところで今度は「赤ちゃんのお世話を一緒にしてくれるパパ」もしくは「自分のことは自分でできるパパ」にするための準備です。
(4)一緒に出産準備をする
オムツや着替えなど、育児グッズの買出しに一緒にいきましょう。アイテムを見ながら、使い方やお世話のレクチャーがあれば、パパも理解しやすいですね。
(5)日々の家事を少しずつお願いする
お産入院期間中は、パパが家事スキルを高める絶好の機会。その下準備として、少しずつ家のことをお願いしましょう。「お腹が大きい時にするのが大変な家事」からお願いすると頼みやすいかも。ある先輩お母さんは「つわりでしんどいふりをして、家事を頼んだ(笑)」なんて奥の手も使ったとか。
最大のポイント:パパの気持ちを尊重しながら進めよう
これらを実行するときの最大のポイントは、パパの気持ちの動きや様子をよく見ながら、押し付けたりせず、自然な形で進めること。パパのマタニティブルーもありますし、夫婦から家族へと形を変える大事なタイミングです。ふたりが幸せな気持ちで赤ちゃんを迎えられるよう、焦らずのんびりやっていってくださいね。
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