出産・育児

【おもちゃ選び】0~1才台の赤ちゃんの発達によいおもちゃってどんなもの?

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初期のおもちゃ

赤ちゃんにとって「おもちゃ」とは

赤ちゃんにとって遊びとは、心身の発達を促す大切なもの。そして、おもちゃは、そのサポートをするものです。赤ちゃんはおもちゃを手にとって、眺めたり、口に入れたりといった行動を通して、世界を実感しているといっても過言ではありません。おもちゃは、大人が思う以上に赤ちゃんにとって大事なものなのです。発育に合ったおもちゃを用意して、安全に遊べる環境をつくってあげましょう。

ねんね期(0~4ヶ月頃)音の出るものや識別しやすい色使いがポイント

はた目にはただ寝ているだけに見えても、視覚や聴覚などの感覚が著しく発達する時期。次第に、音のする方に目を向けたり、自分の手に興味を示したりといった反応が見え始め、少しずつ物を掴んだり、指しゃぶりしたりします。この時期に用意してあげたいおもちゃはズバリ「赤ちゃんの目にも識別しやすい色のもの」と「音の出るもの」。くるくる回るメリーやモビールといったゆったりした動きのおもちゃや、ガラガラなどを用意してあげましょう。ペットボトルに大豆を入れて音が出るようにしたり、キレイな色紙を吊るしてあげたりといった身近なもので自作するのもいいですね。

おすわり期(4~8ヶ月頃)興味を引き出す、触れて楽しいものを

寝返りやおすわりができるようになって、興味があるものに手を伸ばすなど、意思を行動に移せるようになってくる時期。声をたてて笑ったり手足を動かしたりと、感情表現も豊かになってきます。この頃、与えてあげたいおもちゃは、「手で掴みやすく、変化や手触りを感じられるもの」。振ると音が鳴る鈴のおもちゃや叩くだけで音の出るたいこ、その他、手に温かみの伝わる布製の絵本などがオススメです。これらも、お母さんの一工夫で、お手製で作ることもできます。気分転換を兼ねて手作りしてみてもいいかもしれませんね。

はいはい期(8~12ヶ月)動きたいという意欲を引き出しましょう

ずりばいやはいはいで動けるようになるほか、中には歩き出す子もいる頃。運動能力の向上がいちじるしい時期です。この時期のおもちゃ選びで注意したいことのひとつは「安全性」。手先が器用になって、こまかいものをつまめたりするようになり、誤飲などの事故も多い時期です。おもちゃのサイズや素材にも気を配りましょう。おもちゃは、車輪がついていて手で動かして遊べるものや、まねっこ遊びができる日用品を模したおままごとなどがいいでしょう。

また、絵本にも少しずつ興味を示すようになります。知っている物の名前を指差ししたり、声色を変えたりしながら、お母さんも楽しんで読み聞かせしてあげてくださいね。以上、赤ちゃんのおもちゃについて説明してきました。この頃の赤ちゃんはまだ、おもちゃがあってもひとりではほとんど遊べません。反応をよく見て、赤ちゃんの気持ちを感じながら、いっしょに遊んであげましょう。赤ちゃんの「したい・みたい」といった意欲を大切にしてあげてくださいね。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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