結婚・結婚準備

年配のゲストに喜ばれる料理って?結婚式を最高の一皿でおもてなし

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お世話になっているゲストに、感謝の気持ちを込めて心からのおもてなしをしたい。といっても、ひとつの料理で年齢も性別も嗜好も異なるゲスト全員に満足してもらうのはなかなか難しい・・・。

そんなカップルは「ゲストの顔ぶれに合わせたおいしい料理」をアレンジしてみてはいかがでしょう? ゲストの年代に合わせた個性溢れる「最高の一皿」を、5人のシェフに紹介していただきました。
5人のシェフの紹介はこちら>>

INDEX

【年配のゲストに喜ばれる料理って?】
おじいさまやおばあさまなど、年配のゲストにもいただきやすく、満足してもらえるための工夫を凝らした料理をご紹介します。
【お子様が喜ぶ料理って?】
披露宴やパーティでの華やかなメニューはお子さまゲストのいちばんのお楽しみ。キッズたちがワクワクする料理をご紹介します。
【ヘルシー志向な女性のために!】
摂取カロリーや美に気を使う女性の友人たち。そんなゲストもおなかいっぱい食べられる、ヘルシーかつおいしい料理をご紹介します。

年配のゲストのために

たくさんの家族に列席してもらうときには、おじいちゃまやおばあちゃまなど、年配の方にも喜んでいただけるおもてなしを。

せっかくのウエディングメニューでも、食べ慣れない味に箸が進まなかったり、使い慣れないカトラリー類の扱いに疲れてしまってはもったいない......。そこで、年配のゲストのために工夫を凝らしたシェフ渾身の一皿をご紹介します。

フレンチ

p01_frenchフレンチならではの高級食材フォアグラを丼で
「フレンチに和の要素をプラスした"フランセ ジャポネ"というコースから、代表的なフレンチの食材であるフォアグラのステーキをごはんにのせた丼です。意外かもしれませんがフォアグラはごはんに合うんですよ! ソースには和風のタレを使ってなじみ深い味に仕上げました。

ほんのり和のテイストに安心されるのか年配の方にはたいへん好評で、お酒を召したゲストのシメにもピッタリ。
フォアグラは食べやすい大きさにカットし、お箸で召し上がっていただくところも年配の方への気配りポイントです。」
ホテル メトロポリタン エドモント 総料理長 井田仲弘さん)

『フォアグラと魚沼産コシヒカリご飯』
~ポイント~
・フレンチの食材にごはんを合わせてホッとする一皿に
・ツヤツヤふっくらの魚沼産コシヒカリを使用
・箸とともにサーブされるので食べやすい

和食

p01_japaneseジューシーに焼きあげた甘鯛を野菜のおひたしとともに
「年配の方にも食べやすい、やわらかい魚を......と考えて、甘鯛をメインに選びました。

身はふっくら、皮はパリッと焼きあげた甘鯛は、さらに食べやすく二切れにカット。それに野菜を添え、だし汁ごと召し上がっていただきます。だしに浸してあるので、ゆっくり時間をかけて召し上がっても鯛はふっくらしたまま。

野菜は和の食材だけでなく、彩りを考えてパプリカも使っています。仕上げには、あわびのバター焼きや、ウニ、金箔をのせて高級感を演出。だしによって引き出された素材の旨みを存分に味わっていただける一品です。」
ホテル イースト21東京 オークラホテルズ&リゾーツ 日本料理さざんか 料理長 永濱哲朗さん)

『甘鯛焼浸し あわび、雲丹、彩り野菜』
~ポイント~
・やわらかい鯛を、さらに食べやすい大きさにカット
・だしで煮た野菜と魚を汁ごといただく
・洋の野菜も取り入れて彩りよく

イタリアン

p01_itarian和風のだし+白ワインのスープにからめていただく真鯛のグリル
「新鮮な魚介類のグリルを年配の方向けにアレンジしてみました。おめでたい席で喜ばれる真鯛と海老、ホタテ貝を用い、それらをスープにからめて召し上がっていただきます。

このスープ、味の決め手は昆布と鰹だし。年配の方に好まれる和の味に、イタリアンの要素である白ワインとオリーブオイルでコクと風味をプラス。さっぱりしたなかにも奥深い味に仕上がっているので、きっと喜んでいただけるはずです。
紅白の野菜や金粉、スープに浮かべたイクラなどで、見た目も彩り豊かに仕上げました。」
(ラ・ボエムクアリタ渋谷 総料理長 足立秀之さん)


『真鯛のグリル和風だしとイクラのソース 車海老と帆立添え オリーブオイルの香りで』
~ポイント~
・年配の方にも食べやすい魚介類の旨みをとじこめたグリル
・和風だしに白ワインとオリーブオイルで和とイタリアンを融合
・長ネギとトレヴィスの千切りでおめでたい紅白の盛り付け

中国料理

p01_chinese季節のものを少しずついただく見た目もおしゃれな籠盛り前菜
「年配の方には、季節の味を少しずつ召し上がっていただける籠盛りの前菜がオススメです。二段の竹カゴに盛り付けているので、見た目も楽しく会話も弾みますよね。

こだわりはズバリ、旬の食材を活かすこと。やはりゲストの方には料理で季節を感じてもらいたいですからね。

時期によって内容は変わりますが、トマトの甘酢漬けは女性にも大人気。
一般的な前菜である白菜の酢漬けをヒントに作った一品で、体に良いリコピンがたっぷり含まれたトマトを甘酢でさっぱりといただきます。酢には疲労回復効果もあるので、年配の方にも喜ばれるはずですよ。」
(KIYOKEN YOKOHAMA 総料理長 阿部義昭さん)

『籠盛り前菜』
~ポイント~
・季節によってそのときいちばんの旬の食材をセレクト
・たくさんの味を少しずつ楽しめる
・さっぱりとしたトマトの甘酢漬

スイーツ

p01_sweetsムースもゼリーも寒天を使って日本人なじみの食感にアレンジ
「年配の方にはチョコレートムースもフルーツゼリーも、寒天を使ってなじみの食感に仕上げました。寒天は食物繊維が豊富で、味もさっぱり。見た目も鮮やかな三色のつぶつぶフルーツゼリーは、アイスクリームと一緒にソース感覚でも食べられます。

アイスクリームはバニラではなくミルク。ミルクのやさしい味わいがなつかしく、年配の方には食べやすいと思いますよ。

ムースにかぶせた三角のとんがり帽子は網目のライスペーパー。見た目の楽しさを演出するだけでなく、箸休めとしてもおいしく食べていただけます。」
浦和ロイヤルパインズホテル シェフパティシエ 朝田晋平さん)

『ライスペーパーで着飾った寒天チョコレートムース ミルクアイス添え』
~ポイント~
・ムースとゼリーに寒天を使ってなじみのある食感に
・やさしいミルク味のアイスクリーム
・きつね色に焼いたサクサクのライスペーパーが箸休めに

ぐるなびウエディングが考える最高のおもてなしとは?

p01_column01多くのカップルがウエディング会場を選ぶ際に「料理のおいしさ」を重視しています。おいしい料理は人をハッピーにするもの。だからこそ、ゲストひとりひとりが満足し、楽しんでくれる料理をアレンジすることが大人のウエディングには欠かせません。

ゲストにとっても、パーティの満足度を左右するといっても過言ではない「料理」。
おもてなしの料理が美味しければ、ふたりの好感度もアップ。「おいしいお料理だったね」ということばはふたりにとって最高の祝福になることでしょう。

p01_column02そこで、ワンランク上のおもてなしを目指すなら、すべてのゲストに同じメニューではなく、各年代の方に満足していただける心配りをするのも一案。

年配の方には「食べやすさ」をポイントに、キッズにはワクワクするような「ゴージャス感」を、ちょっぴりカロリーが気になる友人には「美にも身体にも効くメニュー」を。

また、事前にゲストの好き嫌いなどもチェックしておけば「気の利く花嫁ね」と愛され度もアップするはず。素材、味つけ、盛りつけ、料理のジャンルなどを超えたアイデアで、最高のおもてなしを叶えましょう!

>>ぐるなびウエディングが提案する「おいしい料理にこだわる結婚式ができるおすすめの会場特集」はこちら

(上左)ホテル メトロポリタン エドモント 総料理長 井田仲弘さん
(上右)ホテル イースト21東京 オークラホテルズ&リゾーツ 日本料理さざんか 料理長 永濱哲朗さん
(下左)ラ・ボエムクアリタ渋谷 総料理長 足立秀之さん
(下右)浦和ロイヤルパインズホテル シェフパティシエ 朝田晋平さん

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※情報はすべて07年4月の取材によるものです。その後、情報内容が変更する可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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