出産・育児
ミルク育児って、ダメなの?母乳と比べてみよう!
2014/12/24 Wed
母乳ってそんなにパーフェクトなの?
近年では母乳育児の良さが見直され、母乳育児は育児の基本!と言わんばかりの風潮がありますよね。そんな中でミルク育児をする人は「ミルクじゃいけないの?」と不安に思うでしょう。母乳でもミルクでも、立派な育児方法だということには変わりありません。では、母乳とミルクの違いは何でしょうか?ミルク育児のメリットとデメリットをまとめてみました。
ミルク育児のメリット・デメリット
ミルク育児のメリット
ママ以外の人が授乳を行えるので、ママは赤ちゃんを預けて少し育児をお休みしたり、仕事をしたりすることができます。また、母乳育児のように食事管理をする必要がないので、妊娠前のように薬や嗜好品を摂取することも問題がありません。さらに、授乳をする場所を選ばないので外出もラクラクできます。育児の息抜きに、赤ちゃんとのお出かけを気軽に楽しむことが出来ますね!
これは、パパも授乳が出来るということです。日中仕事で赤ちゃんのお世話が出来ないパパでも朝や夜の授乳で活躍することが出来るのです。また、このようにパパも対等に出来ることがある!というのは今後のパパの育児参加のモチベーションにも繋がっていくでしょう。
母乳の場合はどれくらい分泌されているのかわからず、飲んでいる量が足りないこともあります。また消化吸収が良いので、夜中でもお腹が空いて目が覚めてしまいます。それに比べてミルクは必要な量をしっかりと飲ませることができ、腹持ちも良いので、赤ちゃんはお腹いっぱいの状態でぐっすりと眠ることができます。
ミルク育児のデメリット
母乳で育った赤ちゃんに比べて早くから風邪などに感染する恐れがあります。しかし、生後半年を過ぎれば母乳で育った赤ちゃんも同じ状態ですので、あまり差がないようにも感じますね。
母乳の場合、赤ちゃんに授乳することで子宮の回復を促す効果があるとされていますが、ミルク育児の場合は残念ながらその効果を得ることができません。その分、産褥期にはしっかりと体を温めて休めることが必要となるでしょう。
粉ミルクは成分などにより価格が異なりますが、成長すればするだけたくさん飲めるようになるのでミルクの消費量は増していきます。オムツ代に加えてミルク代がかかるというのは痛い出費。しかし、母乳育児の場合ママの食欲が増大するのでママの食費が増すと言う説もあります。
最後に
いかがでしたか?ミルク育児のメリット・デメリットを見てもわかるように、ミルク育児が悪いなんてことは全くありません。ごく稀に、赤ちゃんに哺乳瓶を一人で咥えさせる光景を目にしますが、授乳の時間は赤ちゃんとママの大切なスキンシップの時間です。ママのぬくもりに触れ、鼓動を聞きながらミルクを飲むことが出来るのは赤ちゃんの心身の成長を助けます。ミルクだって自信を持ってあげてみて下さいね。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
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