結婚・結婚準備

男性のおしゃれは足元から!結婚式のお呼ばれゲストが選ぶべき靴

0View

男性ゲストの靴選び

結婚式にお呼ばれした男性の場合、「とりあえずフォーマルスーツに白のネクタイでいいんだよね」という気持ちがあるかもしれませんが、もちろんそれでも悪くはありませんが、れっきとした服装マナーがあるのをご存知ですか?
特に、あまり知られていない靴のマナーについて、今回はご紹介します。

男性のフォーマルは黒の紐靴

「黒であればなんでもいい」と思っている方もいるかもしれませんが、本来紐靴が正解。ただし、種類によってフォーマル度も変わるの注意が必要です。

オペラパンプス

燕尾服やタキシードなどの正装に合わせる靴で、最高級の格を持ちます。ダンスの際に女性のドレスを靴墨で汚してしまわないようにという配慮から、主にエナメルなどの光沢のある素材で作られているそう。よく皇室の晩餐会などでみかける(かも?)ものですね。ただし、日本のサラリーマンで、日常的にタキシードを着る機会がある人はほとんどいないでしょう。自分のオペラパンプスを持っているという方は少ないと思います。

内羽根式のストレートチップ

爪先に一文字の切り替えがある靴。セミフォーマル以上のコーディネートに対応可能な格式が高い一足です。基本はモーニングなどの昼間の礼装から、ビジネスシーンまで幅広く利用できます。内羽根式とは、甲より前の部分に、鳩目の部分が潜り込んでいる状態の紐靴のこと。主に儀式的場に向いている靴です。外羽根式はフォーマルには不向き。

プレーントゥ(エレガンス度は内羽根>外羽根になります)

爪先に飾りのないシンプルな靴。内羽根のプレーントゥは文句なくフォーマル度が高いと言えるのですが、外羽根になるとややカジュアル度が高まります。基本は昼間の礼装からビジネスまで。

色や素材でのフォーマル度の違い

その他の点で、以下のようにフォーマル度が変わってきます。組み合わせによってもさまざまなので、不安な場合は専門店に相談するといいでしょう。

エレガント→→→→→カジュアル
・色が 黒 > 茶 > その他の色 > 色コンビもの
・仕様が 内羽根 > 外羽根
・素材が エナメル > 表革 > 起毛素材
・靴の底が 革 > 合成底

スニーカーやローファーはカジュアルすぎるので、ドレスコードにない限り厳禁。結婚式はお祝いの場ですから、いつも仕事で履いている靴を履くのも少しだけ考えもの。きちんと磨いたフォーマルシューズを用意しておくといいでしょう。ちなみに、結婚式には黒い靴下を合わせるのがマナーですよ。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

閉じる