結婚・結婚準備
ゲストの健康にも気遣って。オーガニック食材でおもてなし
2015/03/09 Mon
食への関心が高まるなか、結婚式でもメニューへのこだわりだけでなく、食材へのこだわりを追求する会場も増えています。せっかく美味しいものをふるまう機会ですから、食材にまで気を配るのはゲストにとっても嬉しいポイント。そんなこだわりの結婚式を叶えるなら、産地だけでなく、その育ち方にまでこだわって、オーガニック食材を用いたおもてなしはいかがでしょう。
「おいしい」だけなく「安全」「安心」
オーガニック。よく耳にする言葉ですが、その意味を正しく理解しているかどうかというとちょっと不安になります。オーガニックとは、「有機」という意味。有機とは、ここでは、農薬や化学肥料に頼らず、太陽・水・土地・そこにいる生物といった、自然の恵みを生かした農林水産業や加工方法を指します。現在では、全国各地で有機栽培が行われ、比較的オーガニック食材も手に入りやすくなりました。
自然のままの健全な食物連鎖にのっとった方法で育てられた食材は、化学農薬や化成肥料、食品添加物など、化学的なものを極力排除しているので、一般の食材に比べて安全性が高く、自然に近いおいしさを味わえます。現代では、それだけで贅沢とも言えるのかもしれません。
オーガニックを意識したナチュラルウエディング
とはいえ、結婚式で用いるすべての食材をオーガニックに変えることは、予算的にも食材の種類的にも難しいと思います。例えば前菜や、メインのつけあわせ、フルーツなど、生でそのままいただくものに効果的に使うといいと思います。
また、食材だけでなく、オーガニックコットンを使ったアイテムを引き出物やプチギフトにしたり、自宅の庭やベランダでプランター菜園(これも立派なオーガニック)をどうぞ、と、野菜の種をプチギフトにしたりするといいですね。
会場選びのポイント
会場によっては、仕入れ先の都合などにより、オーガニック食材の種類が限られている場合があるので、まずは「オーガニック食材を使いたい」「オーガニックにこだわりたい」という旨を相談してみましょう。ベストな方法をきっと提案してくれるはずです。会場によっては、自家菜園があったり、有機農家と提携していることもあるので、よりこだわった料理が作れることもあります。
お子さまゲストが多い場合には特に、オーガニックを意識するとパパママゲストから安心感を得ることができます。
ぜひ、検討してみてくださいね。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

ひとすぎ さゆり
生まれも育ちもふじのくに。21世紀を迎えた頃から編集&ライター業に専念。13年目を迎えたウエディング業界をはじめ、ビューティ、グルメ、旅、ライフスタイルなど多彩な情報を発信。その引き出しの多さはちょっとした自慢。
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