結婚・結婚準備

挙式までにボディチェンジ!キレイに効くおはなし「体の中からキレイになるメニュー」

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一生に一度の最良の日は最高の美を叶えたい。それはどんな花嫁も理想とすること。でもそこで見逃しがちなのが、インナーボディの栄養バランス。どんなにブライダルエステやメイクで外側ケアをしても、身体の中からキレイでなければそれも半減してしまうもの。日常の食生活や習慣をきちんと整えることで、挙式当日にはツヤツヤお肌とすっきりボディを手に入れることができるのです! ただし、そのためには食に関する正しい知識を持つことが不可欠。

世にあまたあるダイエット情報に流されず、おいしくて身体にやさしいメニューをたっぷり摂って、挙式日に向けて最高に美しい体を作りましょう!

INDEX

【キレイに効くおはなし】
働く花嫁ならではの食の悩みを解決すべく、栄養士さんに聞いた、食生活に関する基礎知識を紹介します。
【美の達人がすすめるメニュー1】
まったく新しいコンセプトの院内レストラン、そして漢方薬膳のプロがすすめる美に効くメニューを紹介します。
【美の達人がすすめるメニュー2 】
マクロビオティックスレストランがすすめる美に効くメニュー、そして併せて摂りたいドリンクメニューを紹介します。

キレイに効くおはなし

結婚式当日、結婚準備のストレスや寝不足のために、お肌が荒れたり体調が優れなかった......という声も多く聞きます。ブライダルエステなどで外から美のエネルギーをプラスするのはもはや常識ですが、内面からあふれ出る美しさに必要不可欠なのは規則正しい食生活! といっても働く花嫁にはなかなか難しい部分もあります。そこで、現代の花嫁たちにぴったりの食生活に送り方について、栄養士さんにおうかがいしました。

覚えていますか? 五大栄養素

知っておきたい五大栄養素の基礎知識「五大栄養素」と聞くと、家庭科の授業で聞いたかな......くらいの印象だと思いますが、生きていくために必要な、食事の基本。それはタンパク質・炭水化物・脂肪・ビタミン・ミネラルの5つで、これをバランスよく摂取することが、健康にも美容にも必要なことなのです。ひとつひとつ、細かく知るためには膨大な時間が必要になりますが、基本的に1日の食事でまんべんなく摂るように心がければ大丈夫。美しい体や肌をつくるためには摂りすぎも、摂らなさすぎもNGです。まずは五大栄養素の内容をおさらいしてみましょう。

タンパク質

p01_01肌や筋肉、内臓などをつくる成分。他の栄養素で補うことができず、体内で貯蔵もできないので、毎日の食事で摂取することが必要。魚、肉、大豆などに多く含まれる。髪や爪にも含まれているので、美のために不可欠。

炭水化物

p01_02すべての生体活動のエネルギー源となるもの。ごはん、穀類、めん、いもなど。消化吸収されるものは食べ過ぎると体脂肪に変化するが、食物繊維などのように消化吸収されないものは生活習慣予防のためにも重要な成分。

脂質

p01_03体の中で燃焼する重要なエネルギー源。油やナッツ類、マヨネーズなど。肥満との関連で摂りすぎに注意が必要だが、同時に細胞膜の成分などとしても重要な働きをもっているので、適量を食事で摂取することが望ましい。

ビタミン

p01_04代謝の調節をおこなう微量栄養素。人間は体内でつくることができないので、食物から摂取しないとならない。緑黄色野菜、果物、豆類など。水溶性と脂溶性があり、脂溶性ビタミンは肝臓に蓄積されるので過剰摂取に注意。

ミネラル

p01_05乳製品、海藻、魚介などに含まれる、生体組織の構成や生理機能の維持・調節に必要な微量栄養素。人間の体内では作ることができないため、食品などから摂取しなくてはならないが、過剰摂取と不足の両方に注意が必要。p01_06

大切なのは"ちょこっとずつ、たくさん"

たくさんの品目を食べてまんべんなく栄養を摂取

結婚式当日までにダイエット!と思っていても体に必要な栄養はきちんと摂らなければいけません。そのために心がけたいのが"ちょこっとずつ、たくさん"食べること。少しずつでいいので、偏食をせずたくさんの品目を食べる、ということです。コンビニでお弁当を選ぶときは丼やパスタよりは幕の内弁当、外食するなら一品料理よりはコースや定食、ということから始めましょう。逆に、よくあるダイエット法のように1種類の食品を食べ続けたり、特定の食品を食べない、というのはNG。減量に成功してもすぐにリバウンドしてしまうはず。また、代謝が悪くなるので、必ず肌や髪、体調に悪影響が出てしまいます。

ダイエットの常識にはNGもいっぱい!

p01_07世の中のダイエット情報には栄養学的におすすめできないものも多くあります。まず、過剰な食事コントロールは厳禁。途端に栄養不足に陥ります。また、食事コントロールをした分多量のサプリメントで補給、というのも実はNG。水溶性成分であれば尿となって排出されるので問題はありませんが、脂溶性成分の場合、過剰に摂取すると内臓に影響を及ぼすものもあります。人間の体が太ったり痩せたりするのは、消費カロリーと摂取カロリーのバランス。サプリは毎日の食事で摂り切れない分を補う程度と考えましょう。

キレイのために摂りたいマストフード

女性のキレイを支える優秀食材

p01_08ツヤとハリのある肌、そして新陳代謝が活発で老廃物の溜まらない体。それが女性が求める美しさ。そのために効果的な食材を、日々の食事に積極的に取りいれましょう。まず、月経のある女性にとって欠かせないのが鉄分。レバーや肉、魚、ほうれん草、貝類、ひじきなどがその代表選手。これを手軽に摂るにはひじき煮が最適。作るのが面倒でもお総菜屋さんで買って日々の食事にプラスして。また、美肌のためにはビタミンCやたんぱく質も必須。お肉に抵抗があるなら豆腐や納豆などの植物性たんぱく質でもOKです。ビタミン豊富な緑黄色野菜は冷凍食品を上手に活用して食事に取りいれましょう。果物も1日1回摂りたいですね。カロリーコントロールをしたいなら、こんにゃくやきのこ類、春雨などで調整を。また、お茶やお水などもたっぷり摂りましょう。

キレイになれる食生活のアイデア

■果物をおやつ代わりに適量摂ってビタミンCを補給(キウイ《1日1コ》がおすすめ)
■ひじき、納豆、切り干し大根など昔ながらのお総菜は、とにかく栄養バランスが良いので積極的に摂って
■塩分の摂りすぎはむくみの原因になるので、要注意!
■ごはんなどの主食をしっかり食べて、エネルギー代謝を促進!
■冷凍食品や電子レンジを活用すれば、面倒な野菜の下ごしらえも手間なし
■タバコは美肌の大敵!
■何でも小分けして冷凍しておけば、チンするだけで手軽にキレイ成分を補給できる!(ひじきの煮物・かぼちゃの煮物・ゆでたほうれん草など)

気をつけたいのは生活習慣

p01_09食生活とともに、生活習慣にも心がけが必要です。といっても難しく考える必要はありません。気をつけるべきはたった4つ。

1.朝ごはんをしっかり食べる
2.食事と食事の間隔は6時間まで
3.夜、寝る3時間前までに夕食を終える
4.適度な運動をする

健康的な生活の基本とも言えることばかりです。特に2に関しては、次の食事を摂るまでに6時間以上空くと、吸収率が高くなり返って太ってしまうことにもなりかねません。1日に同じカロリーを摂るのであれば、回数を増やした方が体には◎。間食を我慢するよりは、低カロリーのクラッカーなどで小腹を満たす方がいいのです。また、仕事の関係から早食いの人も多いですが、週末などにはリラックスした気分でゆっくり時間をかけて食事をすることも大切です。以上のことを心がければ、早い人で2週間くらいから違いがわかりはじめ、3カ月続ければ体や肌の調子がグッとよくなっていることを実感するはず。最後に、愛する彼と仲良くいることも、美には必要なこと。それだけで女性ホルモンが整い、お肌ツヤツヤになる人もいるほどですから!

足立美穂さん
この方にうかがいました! 足立美穂さん
大学で栄養学を学び、栄養士の資格を取得。そのかたわらテレビやインターネット、雑誌などでモデルとして活躍。その経験を元にした独自の分析眼は、特に美容やダイエットなどの分野で発揮される。現在は結婚し、2児の母。育児のかたわら、美に関する知識を深める毎日を送っている。

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